はるまきさんの記録

自死遺族として考えたことを記録します。

1周忌と私の現在地

実際の命日は11月の下旬ですが、先日、父の1周忌を行いました。
家族と親戚合わせて十数人が集まって法要を行い、納骨をしました。母と兄と私で選んだ暮石は、青空の下で輝いているように見えて、良かったなと私は思いました。
なんだか最近家族や親戚が増えています。結婚、出産。今回集まった中には2歳以下の子どもが3人もいました。そして、新しく親戚になった旦那さんや奥さんがいます。私は人見知りなのでなかなか打ち解けた話をすることができていませんが、こうやって家族や親戚が増えていくことって素敵なことだなぁと思います。
 
法要の前日、自死遺族会へ行きました。7回目の参加だったので、泣くことはもうないと思っていました。けれど、会が始まってすぐはちょっと説教くさくて嫌だなぁなんて思っていたコーディネーターの方の話の引き出し方、持って行き方が上手だったからか、久しぶりに泣いてしまいました。
その中で思ったことは、今までにこのブログでも色々と書いてきたけれど、父自身のことにはまだまだ全然向き合えていないし、色んなことがわからなくなっているなぁということ。色々と考えてきたようにも思えるけれど、それは父の死を受けてどのように家族と接していったら良いのかとか、自分がどんな風に考えるようになったとか、そういう父の死の周辺のことなのかなぁって。
でもそれが悪いとかそういうわけではなくて、他の方の話を聞いたり、コーディネーターの方とのやりとりから、自分のペースで自分なりに、こうしたいって思えるようにやっていけば良いんだとも思えたんです。時にネガティブでも良いじゃない。しばらくここにいたって良いじゃない。じたばたしたって良いじゃない。
そうだよきっと。
今の私には、親孝行をしてあげられなかった父が自死で亡くなった分、母に寄り添えるようにしたいっていう気持ちや、大切な人をもう失いたくないからもっとうつ病や自殺について知識をつけたいっていう気持ちがあります。こういう気持ちを大切にしたいと思うし、自分自身の悲しみや父に向き合うグリーフ・ワークもやっていきたいなって思います。
じたばたしてやりましょう。