はるまきさんの記録

自死遺族として考えたことを記録します。

5年

5年になる。5年かぁ。この1年はとても色々なことがあってすごく長かったように思うけど、いまだに父が自殺をした実感があるかと言えば、それはない。変な感じだな。そういう実感はないけど、時間は過ぎていくし、それが事実だし、自分の人生も動いていく。以前は時間が過ぎていくことがすごく嫌だったけど、いまはそれが自然なこととして受け入れられる。
 
命日の日、母と電話で話した。涙が出ちゃうとか、母が言う場面もあったけど、こんな場面があった。
 
私「おとん、ほんとにさ~」
母「ほんとだよね!」
私「ほんとほんと!」
母「ほんとねぇ~」
私「ほんとだよ!」
母・私「あははは」
 
ほんとに、の後の言葉をお互いに口にしなかったけど、気持ちは一緒だったように思う。
ほんとに、(自殺しちゃうなんて)おとんのばか! みたいな。