はるまきさんの記録

自死遺族として考えたことを記録します。

すべてがわかったような気のする

ときがあって、すぐにまたわからなくなる。
なんとなく気分の良いときがあって、なんとなく気持ちが沈むときがある。
ずっとここにいるような気がしてくる。

あ、大丈夫かもしれないと思った。
けれど、大丈夫じゃなかった。
これは元々の自分の性質なのか、違うのか、もう自分にはわからなかった。

自殺の話って割とよくある。

あー死にたい。
安楽死したい。安楽死できたら良いよねぇ?
電車が止まった時。人身事故。電車には飛び込んじゃいけないよね、後から請求が来るらしいよ。
練炭が良いって聞くよ。

今日はそんな話だった。なんだろうな、すごく大好きな人達がそんな話をしてた。
その人達からそんな話は聞きたくなかった。席を外した。
取り乱したりはしない。ただ聞きたくなかった。
そのうちの何人かは父が自殺したことを知っているはずだった。そんなもんかとも思った。
でもその人達を嫌いになったりはしない。ただ聞きたくなかった。

死にたいって言葉は、今は使わないけれど、自分も言ったことがある。
ふと言葉に出そうになる時がある。そんなもんなんだろうな。